コロナ禍の折、ソレイユ川崎家族会より施設職員の皆様に向けた感謝の手紙をここで紹介したいと思います。


職員の皆様は日々心身共に大変な思いをしながらお仕事をされているかと思いますが、家族会としては感謝の気持ちで一杯ですし、これらのメッセージを読んで、少しでも職員の皆様の励みになって頂けると幸いです。
本当に本当にありがとうございます。
またこのようなメッセージを当会では紹介したいと思います。皆様、楽しみにしていて下さいね。
コロナ禍の折、ソレイユ川崎家族会より施設職員の皆様に向けた感謝の手紙をここで紹介したいと思います。
職員の皆様は日々心身共に大変な思いをしながらお仕事をされているかと思いますが、家族会としては感謝の気持ちで一杯ですし、これらのメッセージを読んで、少しでも職員の皆様の励みになって頂けると幸いです。
本当に本当にありがとうございます。
またこのようなメッセージを当会では紹介したいと思います。皆様、楽しみにしていて下さいね。
私たち、県・守る会として津久井やまゆり園事件の発生直後に声明を出し、その後は、献花や県主催の式典に参加したり、記者会見を開いたりして事態の推移を注視してまいりました。
今年3月16日の被告植松聖にたいする死刑判決で、一つの区切りを迎えたことになります。
結審した今、何を考えるか、個人的な感想も交え書いてみたいと思います。
(私たちが、裁判を見守る中で考えたことは、最新の会報=2020.3.1発行に論点整理という形で掲載してありますので、このHPの会報欄でぜひお読みください)
被害者および障害を持つ当事者の立場からの視点は、充分であったか
新聞やTVでは多くの識者が登場、事件や被告についていろいろな論評をしました。
その多くは、というより大半は、植松被告の言っていることや、特異な人物を何とか理解しようとするコメントだったように思います。
私たちが抗議書を送った神奈川新聞では東大教授の名前を借りて、被告の考えが「ニーチェこそ近い」とまで解説して見せました。
犯行後、犯人が拘置所で読んだ漫画本で初めて知ったニーチェと結びつける意味がどこにあるのでしょう。
犯人と面会した作家辺見庸氏は、その後のインタビューで犯人のことを「さとくん」(植松の名前は聖=さとし)とまで呼んだ上、私たちが彼と同じような過ちを犯しうると気づくべきだと言っています。
私が、被害者であったら、あるいはその家族であったら、絶対に彼のことを「さとくん」とは呼ばないでしょう。また普通の人間であったら、相手が障害者だからという理由で殺人を犯さないでしょう。まして19名をやです。少なくとも辺見氏の言う「私たち」に、「私」を含めてほしくないものです。
以上の例は、極端な例かもしれませんが、私が強い違和感を持つのは、そこに被害者や、もしかしたら被害にあったのが自分だったかもと恐怖感におびえる障害者に対する視点が全く欠落していることです。
また、裁判でなぜこの事件が起きたのかが明らかにされなかったとして、裁判を批判する論者もいます。もちろんこのような事件を起こさないための原因究明が満足に行われたかという議論はあってもよいと思いますが、裁判批判論者の多くは、死刑反対の立場からと、植松の犯行動機解明が不十分だったという理由によるものです。
また彼には生き続けて、彼の主張が本当に正しかったのか本人に向き合ってもらいたかったと言う人もいます。
終身刑のない日本で、たとえ無期懲役でも10~15年で釈放されてしまう現実を踏まえたらとても現実的な提案とは思えません。
今でも英雄気取りでいる犯人に、これから先、何年も「重度障害者に基本的人権はない」と主張させ、それを得意げに(例え批判的な観点からであっても)解説して見せる識者、あるいはそれを取り上げる報道に、重い障害を持つ人はおびえ続けなければいけないのかと思ってしまうのです。
事件が再び起きないようにするには
犯人植松聖の犯行の理由は、結局のところ「恰好良くなりたかったから」ということのようです。
また、ネット上で無責任な言辞をはく連中の中には、「彼はでかいことをした」と彼を認めるような輩がいます。
今回のような事は、老人福祉施設でも、路上無差別殺傷事件でも起きています。
彼のやったこと、50人近い人間一人一人を刃物で何度も何度も刺して殺したり、傷つけたりするということがどれほどひどいことなのか、また、彼のレベルまで下げていえば、彼のやったことがどれほど格好悪いことなのか、彼が今どのくらい無様なのかを、事実として伝えることこそが、そのような付和雷同者を生まない最大の策になるのではないのでしょうか。
障害者に対する差別が今回の事件を生んだと、言う人がいます。
広く言えばそういうこともあるかもしれませんが、たとえ差別意識をもっている人でも、その相手を刃物で刺すことはしません。今回の事件は、障害を持つ方を怖がらせたのです。そして結審した今でも、その方たちの恐怖感は消えていません。
絶対にあってはならない事件なのです。
そのことを肝に銘じて、再び起こさないためにはどうすればよいのか、被害者および、もしかしたら自分も彼の殺戮対象なのかもしれないとおびえる重い障害を持つ方の目線を忘れずに、社会として、また、たまたま重心を家族に持つ私たちも当事者の一員として、真剣に考えていかなければならないでしょう。
連日マスコミの報道で「津久井やまゆり園」での事件について取り挙げられていますが。弊会でもテレビや新聞社等から取材を受け、コメントを発表しています。
NHK NEWS 2016年7月29日(金曜日)
伊藤 「この種の施設において介護にあたっていただく職員さんの存在には、親以上のものがあります。親も子も、職員には絶大の信頼を抱いております。
また、障害児者、特に重心の子たちはいたずらをしますが、人を恨んだり、騙したり、裏切るようなことは全くしません。心の底から純真で、まるで天使のような存在です。そうした人たちが、職員さんから刃を向けられた時の驚き、恐ろしさ、絶望感には、想像を絶するものがあります。怖かったでしょう、痛かったでしょう、悲しかったでしょう。本当にいたたまれない思いでいっぱいです。」
朝日新聞 2016年7月30日(土曜日) 8月3日(水曜日)
読売新聞 平成28年8月2日(火曜日)
神奈川新聞 平成28年8月4日(木曜日)
毎日新聞 平成28年8月9日(火曜日)
東京新聞 平成28年8月9日(火曜日)
産経新聞 平成28年8月26日(金曜日)
朝日新聞 平成28年8月27日(土曜日)
尚、当会では、トップページに「津久井やまゆり園の事件に対する声明文」を発表しております。ぜひご一読いただき、ご遺族の方に対しては、心からのご冥福とお悔やみを申し上げるとともに、負傷された方の一日も早いご回復を、心よりお祈りいたします。
両親の集い(1月号)にあんしんノートに関する記事が掲載されました。
当会伊藤光子会長とアドヴァイザーの渡部和哉氏が、あんしんノート作成に関する経緯や思い等を書き綴っています。
※下記をクリックして下さい。(PDFファイル)
◎重症児(者)のための「私の記録・あんしんノート」在宅編の取り組み 伊藤光子
◎重症児(者)のための「私の記録・あんしんノート」の作成に携わって 渡部和哉
皆様是非、ご覧になって下さい。
あんしんノート(在宅編)が、もうまもなく完成します。
当会ホームページのあんしんノートの所に、「9月15日(火)に公開予定」と謳っていますが、在宅編も施設入所編と同様、無料でダウンロードが出来るように致します。
作成者としては、少しでも在宅の皆様方のお役に立ちたい、喜んでもらいたいという一心で一所懸命作りました。是非一度ご覧になって頂き、当会のあんしんノートをご活用して頂けたら幸いに思います。
ちなみに今回の在宅編の表紙は、車椅子の女の子が主人公になっています。施設入所編では男の子でしたが、私のこだわりと言うかわがままで「女の子にしよう」って決めました。(笑) 後ろの建物も一戸建てで在宅っぽくなっていますし、動物も変えてあります。プロの有名なイラストレーターの方に描いてもらったんですよ。
S様、本当にありがとうございました。肝心な中身も役員会ではご好評頂きました。皆さん楽しみにしていて下さいね。
4月29日(水)、相模原療育園隣接地にて、毎年恒例のつくしんぼ祭りが開催されました。
今年も焼きそばや焼き鳥、わたがし、フランクフルトなど、数多くのお店が出店し、大賑わいの催しとなりました。
また、太鼓の会の演奏では、地域の方と一緒に、和太鼓の奏でる迫力のあるリズムを楽しみ、とても充実した時間を過ごす事が出来ました。今年も早朝から職員の皆さん、地元自治会の皆さん、そして保護者の皆さんのお力添えのもと、大成功に終わりました。本当にありがとうございました。売り上げは全て、入園者のために有益に役立てます。年に一回の催しですが、こうしたお祭りを通じて、地域との交流を深め、重症心身障害児者への理解につながることを切に祈っております。
当会で作成した安心ノートが、神奈川県社会福祉協議会の「福祉タイムズ(2015年2月号)」に掲載されました。
県社協の皆様、記事をありがとうございました。在宅編が完成したときも、是非よろしくお願いします。
2月15日(日) 神奈川病院ひまわり会にて、あんしんノートの説明を行ってきました。
今回保護者会という身近な場所で行ったことから、皆さんとてもリラックスされていて、病院でのお子様の様子をお話してくれたり、気軽に質問をしてくれたり、私自身、すごくやりやすかったです(笑) また皆さんに寄り添った説明が出来たのかなと思いました。
説明会終了後、皆さんから何度も「ありがとう」 と声をかけられました。こういう言葉が、一番嬉しいですね。こちらこそ、今回も良い勉強をさせて頂きました。ありがとうございました。
あんしんノートが書き上がったら、皆さんのノートを見せて下さいね。またお会いできる日を楽しみにしています。
先日、川崎守る会「設立10周年感謝の集い」がソレイユ川崎で行われました。県守る会からは、伊藤会長をはじめ、吉田会長代行、肥土副会長、中村副会長、伊佐地事務局長が招待を受け、記念式典に参加しました。
皆で美味しい食事をとりながら、設立10周年の川崎の歴史を振り返っていました。会員の方からも差し入れで、から揚げやお漬物、ゆでたまご、サラダ等がたくさん振る舞われ、どれも本当に美味しくて、私個人的にとても幸せな気持ちになりました。(笑)
また歌正さんのライブや、アナの登場、じゃんけん大会など、楽しいイベントが盛りだくさんで、参加された方は一同、大満足でした。
本当に素晴らしい10周年記念イベントでした。ありがとうございました。知的でユーモア溢れる山崎会長。これからも益々のご活躍を期待しています。
上の写真は、以前相模原療育園のクリスマス会でペットボトルツリーを製作した時の写真です。
今は、どこの施設でもクリスマス会の準備で大忙しだと思いますが、私の働いている相模原療育園でも、クリスマス委員の人達が中心となって、一所懸命準備に取り組んでいます。
すべては利用者様の喜んでくれる笑顔のために、皆、一丸となって頑張っています。無事に楽しいクリスマス会が送れるように… これからも皆様方の温かいご声援をよろしくお願い致します。
話は変わって、先日「活動報告」の所でも書き綴りましたが、第18回学習会の時に当会から感謝状を頂きました。改めまして、本当にありがとうございました。このような感謝状を頂くのは、自分にとってはとても名誉なことだし、皆さんと一緒に行動して、色々な事を学ばせて頂きました。
皆さんから頂いた感謝状は早速、家に飾らさせて頂きましたよ。(笑) 来年度は、安心ノート(在宅編)の完成に向けて、皆さんと一緒に頑張りたいと思います。よろしくお願いします。また私個人としては、成年後見人の受任も出来る社会福祉士を目指して、これから勉強を頑張りたいと思います。
とても穏やかな天候に恵まれた4月29日火曜日、毎年恒例である相模原療育園後援会主催の「つくしんぼ祭り」が行われました。
今年もわたあめや焼きそば、フランクフルト、雑貨屋さんなど、数多くのお店が出店し、とてもにぎやかで楽しいお祭りとなりました。
開会宣言をする田原康生会長
皆、真剣そのものです。
火の元はいつも男性の仕事です。
こういう地域との交流を大切にしています。
どのお店も商売繁盛 ありがとうございました。
今年も相模原療育園の職員の皆様、地域の皆様方のご協力もあって、無事大成功に終わりました。本当にありがとうございました。これからも重症心身障害児(者)が身近な地域で心豊かに暮らしていくために私達は出来る限りの事を頑張っていきます。今後共よろしくお願いいたします。